バックアップポリシー

1.毎日定期的にバックアップを取る。
2.バックアップの保存は2世代以上取る。
3.バックアップ先は、1つはHDDといった直にアクセスが可能な場所。(但しバックアップ元とは違うディスクであること。)もう1つはDAT、MO、DVDといった外部メディア。

上記ポリシーは、何年か前に某社のメールサーバ構築時に、アドバイス的に私が今までの経験を元に作成したポリシーである。当時管理していたメールサーバ兼なんでもサーバで実施できていた項目は、1と2と、3の前半のみ。3の後半は、1メディアに収まる容量がHDDと比較して極端に小さかったためあきらめた記憶がある。現在、このサーバがどのような状況か、また某社のサーバがどのように構築されたかは知るところではない。なぜならその後ゴタゴタ騒ぎがあり管理者の任務から解放されたこと、また、私自身が転社したことによる。
さて現在管理する必要があるマシンは自分が使うマシンだけになり、バックアップは随分ずさんになっている。現在のPC利用スタンスは、ノートPCが主で、時々タワー型PCを使うといった感じ。というかノートPCを買ってからはもっぱらメインはノートになってしまっている。できていることは3.の前半のみか^^;

  • バックアップ先は、バックアップ元とは違うディスクであること。
  • バックアップは、2台以上のディスクに存在すること。

上記が現在の状況だろうか。ノートPCのHDD容量が少ないこともあり、頻繁にアクセスするデータ、最新のデータがノートにあるくらいで、あとはタワー型PCにある状態である。

  1. タワー型PCの電源を入れ、差分のみネットワーク越しにバックアップを取る。
  2. タワー型PCにて、別のディスクに差分のみコピー・削除を実施。

昔は、上記、2の処理をRAID 1を組んでやっていたが、現在はツールを使って手動で行っている。なぜなら、RAID 1の場合は、ファイルをコピーした際、削除した際に、リアルタイムで実施され、間違って削除してしまった場合に復元できないからである。RAIDカードが遊んでいるので、RAID0を構築するのも一興である。